ふぞく幼稚園は「子どもの遊びを応援する幼稚園」であると同時に、「卒園後も見守る幼稚園」でもあります。
『子ども達の遊びには全てがつまっている』という考えのもと、『遊び』にこだわって、日々の保育をしています。また、今だけ良ければいいといった短絡的な視点ではなく、「子ども達が大きくなった時にどうだろう?」という長期的な視点を大切にしています。
そして、幼児期は「人としての大切な土台作りの時期」と言われています。そこに力をいれている幼稚園として、以下の『ふぞくの教育の視点 15箇条』をもとに子ども達と接していくように心掛けています。
- 子ども達の自己肯定感を上げていくことを常に意識していきます。
- 子ども達のことを全面受容(= 無条件の愛情)
- 『教える』『何か身につけさせる』といった発想ではなく、『教えることは最小限に!!』とふぞくは考えます。
- 先生は手本であり、モデルであることを意識していきます。
- 我々の姿勢は『最善を尽くして、後は子ども達の成長を信じて待つ』= これこそが子ども達が自律する最大の近道と考えています。
- 子ども達にルールを教えるのは、先生達が良い手本を見せてから、ゆっくり穏やかに繰り返しの中で教えていくものです。
- 失敗してもいいから、子ども達に選ばせる、決めさせる経験を重視します。
- 子ども達の一見無駄に思える活動に寄りそう心をもって接します。
- 結果より過程重視 = 効率良くという発想は子ども達の世界には適しません。
- 失敗や間違いをした際こそ、受け止めてあげるのが我々の役目です。
- チャレンジする気持ちを育てる為には、先生がその姿勢をみせていくことだと考えています。
- 泣けることの重要性(=悲しいという気持ちは大切)を踏まえて、悲しみに共感するのが我々です。
- 喜びと悲しみは表裏一体のもの。喜びに共感するのも我々の姿勢です。
- 「継続は力なり」、我々の仕事はこの姿勢が大事だと考えています。
- 子ども達に弟子入りしたのが我々です。
精神科医の佐々木正美さんは、
幼児期を家づくりに例えるならば、目には見えないけれど、最も大切な『基礎工事の時期』
と言っています。
そんな時期に「一緒に過ごせること」、「関われること」に喜びを感じると同時に、誇りを持ちながら接していきたいと考えています。