ニコHUG NO.8
短期大学の小林先生のコラムNO.8です。
ちょっと油断してしまうとあっという間に時間が経ち、前回のニコHUGから日が過ぎてしまいました。すみません・・・
今回は、子どもが理解しやすい伝え方について日常生活の中で起こりやすい事例を挙げお話をします。
(例)買い物中にお店の中で子どもが走り回ったり、子どもが大きな声でやりたいことを連呼するような場合、お子さんにどのような声をかけますか?
特に、次の予定が時間的に迫っている場合に起こりがちなのが、
1. 「お店の中は、走らないの!!」
2.「うるさくしない!!」
3.「もう少しで終わるから、我慢して!」などでしょうか。
この時、お子さんは親から受け取ることと親が伝えたいことに違いがうまれます。そこで、上記の1~3をお子さんに伝わるための伝え方は以下のようにします。
1.「お店の中は、走らないの!!」は、「手をつないで歩こうね。」「一緒にカートを押そうね。」などです。
2.「うるさくしない!!」は、「買い物が終わったら、車の中で話を聞くね。」「お母さんの話が終わってから話をしてね」などです。
3.「〇〇と△△を買い終わったら帰ろうね。」「時計の長い針が5になるまで待っていてね。」などです。
全て「いつ」「どこで」「何をするか」を具体的にお子さんへ伝えることは、親からどのようなことが求めれているのかが分かりやすくなり、行動に移しやすくなりますね。