ニコHUG NO.9
短大の小林先生が書いてくださる2022年第1号の「ニコHUG」です。
今年も保護者の皆さんの子育てが、ステキなものでありますように・・・!!
年が明け2022年となりました。
皆さま、今年もよろしくお願いいたします。
年末年始のお休みがあり、冬休みも続き、お家でお子さんと一緒に過ごす時間が長くなることで「大変!!」「子どもを叱る回数が増えているかも?!」と感じている保護者の方はおりませんか? 【毎日毎日、家事に育児に・・お疲れ様です。】
今回は、「子どもと話す時のポイント」についてお伝えいたします。
例)保護者が何度もオモチャを片付けるように声を掛けているにも関わらず、お子さんは、なかなかオモチャの片付けを始めない。
この様な状況が続くと、親は、「早く片付けて欲しい」「何度も片付けるように声を掛けているのに片付けをしない」などの気持ちが強くなり、目の前の状況が変化しないことにイライラしてしまいがちです。
この様な場合、子どもに伝わっているのは、親の感情(「怒ってる」「イライラしてる」など)が伝わり、本来子どもに伝えたいこと(お片付けをする)が伝わりにくくなっていることが往々にしてあります。
その時に「CCQ」という言葉を思い出して下さい。「CCQ」は、それぞれ頭文字をとり「C」はCalm:保護者自身が穏やかに、「C」はClose:子どもに近づいて、「Q」はQuiet:保護者の声のトーンを抑えて落ち着いた声で、を意味しています。
保護者が、子どもから離れた場所で大きな声で話すのではなく、子どもに近づき、穏やかな表情と落ち着いた声で伝えることが大切です。
そして、子どもが、行動に移りはじめたら即ほめることを行って下さい。ほめられることで子どもの好ましい行動が、繰り返し起こりやすくなります。